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2018年3月

2018年3月14日 (水)

感謝の祈り~ グルジェフ作曲の音楽

昨日のグルジェフ・ムーヴメンツ・クラスで最後にやった曲"Prayer of gratitude"(感謝の祈り)のピアノ演奏を見つけました。
 
 
静かに、人のとても深い部分(高次の感情センターと言ってもいい)に語りかける音楽。
 
振付は由紀ちゃんのオリジナルで、いつものグルジェフの混乱を招くような難しいものではなく、とてもシンプルで、自分の内側と深く繋がれるようなものでした。
 
こういうのを人と一緒に輪になって踊る時の感動をぜひ体験してみてほしいです。
 
次回の火曜クラスは3/27、9:45-12:00、四谷地域センター 10F音楽室にて。
皆さんも一緒に踊りませんか?
 
 
 
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜ 
 
東京都江戸川区のクラニオセイクラル/バイオダイナミクス・オステオパシー/
ヒプノセラピー(催眠療法)/ 心理カウンセリング/フラワーエッセンス/
 
 

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2018年3月11日 (日)

『ベルゼバブが孫に語った物語』読了

Img_0695 グルジェフが書いた大作『ベルゼバブが孫に語った物語』(または『ベルゼバブの孫への話』)をついに読了。

本のカバーもついてない古本を3000円で買ったのは1年以上前。

2段組で700ページを超える大作、買った当初に挑んではみたものの150ページくらいで挫折。

重くて持ち歩けないので、郷尚文氏の新訳Kindle版を買ってみたものの読み進められずそのままになっていた。

それが、先月ふと、また読んでみたくなってトライしてみたら、今回は最後まで行けた。

そして、最後には結構感動した。
 
アリス・ベイリー本や『奇跡のコース』よりは断然読みやすい。
 
そしてグルジェフの人間臭さがむんむん漂い、Gの存在感をヒシヒシと感じる。
 
主人公の「ベルゼバブ」(Beelzebub)という名前は、新約聖書には悪霊(デーモン)の君主として現れる。

でも元来はイスラエル(カナン)地域を中心に各所で崇められた嵐と慈雨の神として崇められていたバアル・ゼブル(気高き主)のこと。
それが、後にやってきたヘブライ人に悪魔にされてしまって、「蝿の王」にされてしまった。
 
西洋人はベルゼバブという名前を聞いただけで嫌悪感を感じるのだろうな~と思う。
わざわざこういうタイトルをつけるところが、のっけから西洋人にケンカを売っているようなものだ。
 
この書の副題は「人間の生に対する客観的で公正な批判」とされ、その目的は「過去の幾世紀にもわたって読者の精神と感情に根を下ろした、世界のすべての事柄についての信念と見解とを、非情にも、いかなる妥協もなしに破壊すること」である。
 
こんなへそ曲がりのグルジェフに対して、どうしても反発を感じてしまう私だけど、今回最後まで読めたのは、この1年間グルジェフ・ムーヴメンツに取り組んできたおかげ。

彼の毒舌に反して、ムーヴメンツを踊る中で言葉を超えたところで、全身全霊で感じられる音楽の美しさ・優しさ・逞しさ・悲しさ・愛・神聖さ・崇高さなどに何度も心を打たれたために、グルジェフという人を信頼してみようと思えるようになったから。
 
それは「ベルゼバブ~」の中でも、同じように感じられた。
 
最初から毒舌と長たらしい文章と訳の分からない造語のオンパレードで読者をふるいにかけたり感情を揺さぶったりしながらも、何度も何度も、全宇宙に生きる全ての「三脳の生き物」(思考センター・感情センター・肉体センターを合わせ持つ生き物)の本質は「愛」なのだとベルゼバブは言う。
 
ただ、全宇宙で地球人だけがそれを理解できずに、何世紀もの間、「周期的な相互破壊のプロセス」(=戦争)を繰り返していることを嘆いている。
 
人間が世界の本当の姿を見れなくなってしまったのにはとても古い時代のやむを得ない事情があるのだけれど、それにしても人間は自分で考えることをせずに周りに影響されるばかりで、自動的に、機械のように反応しているだけだという。
 
だから、自分で考えられるようになれ、自動性から目覚めよと口をすっぱくしておっしゃるわけです。
 
中でも私がグルジェフに最も惹かれる理由は、物事を理解するには本人の体験を通して全身全霊で分かることが重要だという点。
 
ただの知識を仕入れることで分かったつもりになることは意味がないばかりか、生きる上で害悪にさえなると言う。
 
特に、グルジェフはスピリチュアルな知識を得ることにどん欲な人達に対してとても批判的だ。
 
神智学に傾倒している人に対しても批判しているし、一度だけシュタイナーの名前も出てきた。
 
本書の中には「3の法則」や「7の法則」、「イニシエイト」など、神智学的な言葉も出てくるのだけど、とにかく大切なことは「意識的な労働と意図的な苦しみ」を通して本当の「」として存在できるようになることだというのです。
 
高次の世界についてのそれ以上詳しい内容は、ちゃんとした「」が出来た後に手をつけるべきものなのでしょう。
 
この「」とは、馬車で例えるなら、車体が肉体センター、馬が感情センター、御者が思考センター、そしてこの馬車の主人が「私」
 
要するに、「魂」に相当するもの。
 
 
一般の人は主人の乗ってない馬車である。
 
いわば、「乗合馬車」で、いろんな乗客が乗っては、あっちこっちに振り回されるばかり。
自分がどこへ行きたいのかはさっぱりわからない。
 
しかも車体・馬・御者はポンコツで、全然バランスも取れていない。
 
 
さあ、これから、これらを鍛えて磨くことを始めましょう。
 
そのひとつの方法として、グルジェフ・ムーヴメンツをお勧めします。
今後の火曜クラスは3/13、27、4/10、24、いずれも9:45-12:00、四谷地域センターにて開催します。
GWには2 day workshop(4/29、30)も開催予定。
 
  
 
東京都江戸川区のクラニオセイクラル/バイオダイナミクス・オステオパシー/
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