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2016年12月20日 (火)

解剖学講座3回目は神経学

先週末は解剖学講座の3回目。
 
今回は私としては一番興味のある神経学で、たった2日間では全然足りないけど、これまでなんだかよくわからなかったことがだいぶ明確になった。
 
特に脳脊髄液の生産と循環について興味深い話があった。
 
脊髄中心管の仙尾にある「中山の孔」の存在。
 
脳脊髄液は、第4脳室から 外側口と正中口を通ってクモ膜下腔に流れ出ていっているのはおなじみだけど、中心管に流れていった脳脊髄液はそのしっぽの辺りにある「中山の孔」からもクモ膜下腔に還流しているのだそうだ。
どういうわけか、医学書には載ってない。
 
発見した中山先生が人気がなかったのか、政治的力がなかったのか・・・(笑)。
 
解剖学の先生が以前に海外の解剖実習に参加した際、本物の人体から「中山の孔」らしきものを発見した写真を見せて下さった。
 
そして、たぶん脳脊髄液はクモ膜顆粒から上矢状静脈洞に戻ってはいない、と。
 
本物のクモ膜顆粒を観察すると、人によってボコボコとたくさんのクモ膜顆粒がある人や、ほとんどない人や、それぞれで、そこから推測するとどうも定説通りではないと。
 
 
医学とはいえ、その常識は本当に当てにならない。
 
みんな本に書いてあることや権威のある人の言うことを鵜呑みにしている。
  
やっぱり自分で考え、自分で確認することが大切なのだな~と・・・。
 
もちろん、今書いたこともひとつの「説」であって、それを判断するのは自分に任されているのだ。
 
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
 
それと、私にとって個人的に「へぇ~~~」なこと。
 
最近私のところにいらっしゃる方の割合は心理カウンセリング希望の方が増えていて、そんな私が細かい解剖学の宿題やテストにヒーヒー言ってることに軽い違和感というか、拒絶感を感じるのだけど、自分のやってることとのつながりが一点見えた。
 
ここ何年かカウンセリング技法を教えて頂いている精神科医の高橋和巳先生は、「心の病はカウンセリングで治しなさい」とおっしゃる。
 
そして、カウンセリングにおいてはとにかくクライアントを完全に「受容」しなさいと。
 
そのためには要らぬ介入をしないで、とにかく「聴け」と。
 
先生の言葉では、「聴く」とは単に言葉を聴くだけではなくて、クライアントの「存在を聴く」ということ。
 
 
それで、ある事例を検討していたとき、事例に出てきたクライアントが涙を流す場面があって、先生は「これでこの人は治ります。」と言い切った。
 
なんでそんなに断言できるの?と私は思ったけど、
 
先生は、「泣くことで体が緩むから」とおっしゃった。
 
ああ、そうなのか~!とその時は納得したけど、その生理学的意味が、神経学の表を見ていたときにわかったのだ。
 
顔面神経の3つの機能のうちの「副交感性」の機能の中に涙液を分泌する作用があることを知ったから。
 
そうか、涙が出るということは副交感神経優位の反応が出たということなのだ!
 
なあるほどぉ~・・・。
 
そういえば、涙って本当に緊張してる時には出ないもの。
 
「受容される」とは、「あなたはそのままここにいて安全だよ」、「もう闘争・逃走する(=交感神経系)必要はないんだよ」というメッセージが、無意識のうちにクライアントに伝わるということだ。
 
その、メッセージが届いた証拠として、涙が出る、のだなぁ~~~。
 
そしてやっぱり、全ての病は自律神経の働きと深く関係しているのだよね~~~
 
オステオパシーでは「技量は『正常』に対する理解度に比例する」というけど、心・体・魂のあらゆる層における理解が必要だと思う。
 
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
 
東京都江戸川区のクラニオセイクラル/ヒプノセラピー/心理カウンセリング

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