ふぐ
週一で勤めてるクリニックの隣のビルにはふぐ料理屋さんがあって、店先のいけすには今宵の食卓に上るふぐちゃんたちが何も知らず(?)泳いでる。
ふぐと言えば高級料理だけど、その体には毒があることを誰でも知っている。
毒さえ口にしなければとても美味。
でも、たまに毒のある部分を食べて死んじゃう人もいる。
命の危険を冒してでも、おいしいものを食べたいという人の心の不思議。
ふぐが安全に食べられるようになるまでに、いったいどれだけの人達が食べ方を研究してきたことか。
試行錯誤の繰り返しで、命を落としていった人もたくさんいるんだろうな・・・
でも、そういう人たちのお蔭で、私たちはふぐのおいしさを味わうことができる。
毒があるからふぐはダメ!じゃなくて、おいしい部分と危険な部分をちゃんと知ること。
料理の仕方を知ること。
万一中毒になった場合の対処の仕方を知ること。
そうやって創意工夫するのが人間の知恵か・・・。
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
美しいバラの枝にはトゲがある。
ユリの球根には毒があると言われるが、毒を持つユリ科の植物は限られているらしい。
より良く知ること。
観察すること。
そして、それを必要な人には知ってもらうこと。
全か無かではなく、折り合いをつけること。
・・・などということをつらつらと思う今日この頃です。
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