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2013年7月 4日 (木)

燃え尽きる

我が家の愛猫まるちゃんが、先月末、23年の長い生涯を生き切り、無事に旅立ちました。

特に病気もなく、特別に強い心臓を持ち、老衰による大往生でした。

これまで何匹もの猫を飼ったことがあるけれど、以前は放し飼いだっため、感染症や急死や行方不明といった、とても心残りな別れ方を繰り返してきたので、はじめての完全室内飼いのまるちゃんにはその最期のときまでしっかり看取りたいというのが私たち夫婦の願いでした。

それにしても、いったいいつまで生きるの?というくらい長生きでした。

何度も危ない状況に陥りながらも、何度も不死鳥のように甦り、空恐ろしいくらいの生命力を感じさせてくれたまるちゃん。

昨年末、本当に、ホントーにもうダメかという感じになったときにも、夫はまるちゃんを毎日病院に連れて行き、驚異の復活。

だけど、この行為はまるちゃんの希望というよりも、人間側のエゴと言う気がしてなりませんでした。

それでも、手を尽くせば応えてくれる。

簡単にあきらめちゃいけないんだな、とも思いました。

その後、5月の陽気のいい時期には信じられないほどの食欲と体力を回復したけれど、6月上旬から全くものを食べなくなり、この期に及んでさすがの夫も、これ以上延命処置を続けて何日か寿命が伸びたからってどんな意味があるんだろう?というようになり、病院に連れていくのを止めました。

まるちゃんは、夫が心の準備をするのを待っていてくれたような気がします。

夫から見ると、強制的な延命治療にNOというまるちゃんのハンストだと思えたようです。

その後、約3週間、水だけ飲んで生きました。

それでも、旅立つ1週間くらい前まではときどきヨタヨタと歩いたりしてました。

最後の1週間は寝たきりとなりました。

でも、とてもゆったりとした深~い呼吸を続けていました。

シリンジでお水をあげると、とてもおいしそうに飲み、頭をなでたり声をかけるととてもうれしそうにして、立ちあがろうともがきます。

その姿を見ていると、これまでで一番愛おしく感じられました。

悲しいというのではないけれど、その健気さに心打たれて涙がこぼれます。

日に何回か寝返りを打たせるとき、胴体あたりを抱えると、こんなガリガリなか細い身体の中ではまだまだいろいろな生命活動をしているのが感じられます。

まるちゃんはまだ活発に生きていて、こちら側にいる。

でも、一度あちらがわにいけば、この世とあの世には決定的な違いがあり・・・。

生きるってなんなんだろう?

死ぬってなんなんだろう??

不思議でたまりません。

この世界は、みな、不思議でたまらない・・・。

 

まるちゃんは、3週間、絶食し、胃腸を空にし、自分の脂肪を燃やしつくして、まっ白い灰のように、燃え尽きました。

すごいです。

私もこんな風にいきたいです。

まるちゃん、いのちの姿を見せてくれてありがとうね。

また会おうね。。。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

まるちゃんの一生。

1990年5月。夫の友人が3匹の捨て猫を拾い、どれかもらってほしいと仔猫たちのポラロイド写真を持ってきました。この写真を見てこの仔をもらうことにしました。

Maru1990may


1990年6月。とてもやんちゃです。↓

Img010 Img011


1994年正月。まるちゃん3歳。↓

Img013_4

1996年9月、一番恰幅のいい成猫の時代。6歳。

Img012

2013年5月5日。たぶん23歳。半分あの世に行っちゃったような表情です。

Maru201355

 

2013年5月12日。こんな精悍な顔を再び見れる日がくるとは・・・。↓

遺影にしました。

Maru2013513web

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

遺体は、5年前、義弟のぴーちゃんのときにお願いしたペットの火葬屋さんに再び依頼しました。

5年前に非常にいい味出してた係りの男性が再び来て下さいました。

こういう方は、訪問する家族の悲しみ度合いに波長を合わせるのだろうか?

前回に比べて私たちが平常心だったので、係りの男性も前回ほど辛気臭い表情はされてませんでした。

1時間半できれいに焼きあがって帰ってきました。

大きな肩甲骨が印象的でした。

まるで、天使の羽根のようだと思いました。。。

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