昨日で実習無事終了しました
PSWの2度目の実習、昨日無事に終了しました。
1月9日から土曜も含めての14日間、体調崩さずに乗り切れてホッとしてます。
今回の実習施設はすごく良いところで、いろいろと勉強になりました。
一つの法人が就労移行支援事業、就労継続支援B型を3か所、自立訓練(生活訓練)事業、地域活動支援センターという様々な活動を行っていて、それら全部を体験できたのでその違いがよく(なんとなくかな?)わかりました。
何よりも前回の医療機関と比べてとても自由で生き生きとしていて、実習生に対してもほったらかしなのでストレスがほとんどなかったのがよかったです。
そして、そこで働く精神保健福祉士の方々が皆、淀みがなく爽やかで、温かさもあり、利用者さんと同じ目線で、利用者さんのすぐ傍にいる感じがすごくよくて、「これが精神保健福祉士だ」って思えたのがよかった。
個人的にお話してみたいな~という方がたくさんいらっしゃいました。
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就労移行支援事業では、利用者のほとんどは就職が決まるらしく、障害者の就職事情は近年すごくよくなってきているということもわかりました。
精神科や心療内科に長年お世話になっている人は、この際障害者手帳を申請して、障害者枠で就職先を探すといいかもしれません。
利用者さんの希望に沿って、きめ細かに個別支援計画を立ててくれ、しかも1週間か2週間ごとに本人と面談しながらその都度援助方針を更新してくれるし、いろんな訓練(専門技術だけでなく対人技術とか面接の練習とか)も受けれて、ハローワークにスタッフが同行してくれたり、なんと就職面接にもスタッフが同行してくれるのだから、緊張が強くて自分のことをうまく表現できない人でも安心です。
施設長さんのお話では、支援者が障害者の就労に対して可能性を感じていることが大切で、よくありがちなのは支援者(特に福祉畑の人たち)ははじめから「あの人が就労できるはずがない」と可能性の芽をつんでしまうことが多いということでした。
どんな人にも必ずひとつくらいは得意なことや向いていることがあるので、それを一緒に探し、各人の弱点については無理にそれを直そうとはせずに、その弱点を受け入れてくれる企業を探せばいいのだといいます。
企業にとっても障害者を雇用することにはメリットがあり、多くの企業がそれに気付きつつあるのだと。
就労移行支援事業にはビジネス畑から参入していきている企業もあって、そういう人たちの発想は福祉系の人とは全然違って、「どんどん就職できますよ!」とすごく前向きな見通しを持っているとか。
やっぱりひとつの狭い業界内にいると考えが固定してしまうんだなと思いました。
福祉系の人は障害者を固定してしまうし、医療系の人は病人を作り固定してしまう。
医療、福祉、ビジネス、いろんな業界の資源について知り、自分にとって一番いいものを選んで利用するといいと思いました。
福祉系の作業所に長年通勤していて低い工賃に不満がある人は就労支援を受けて一般就労の可能性を試してみたらいい。
長年病院のデイケアに通っていて何の変化もない人は、福祉系の施設を探して利用してみたらいいかもしれない。
私のこれからのセッションでは、クライアントさんにとって有効そうな社会的資源の情報についてもお知らせできるようになりたいと思います。
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・・・その前にまずは実習の最終レポートを提出しなければ。
そして2月12日は定期レポートの締め切りがあるので、それまでは気が抜けません。
それが終わればこの講座の山は越えるので、それまでなんとか頑張りま~す(*^_^*)
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