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2012年8月

2012年8月24日 (金)

『獄窓記』と『福祉の呪縛』

PSW講座の各科目の先生方から鬼のようにたくさんの推薦図書を紹介されるんだけど、「私はテキスト読むだけで精いっぱいですから!」と心の中で叫び、全面拒否したい心境。

なのだか、つい気になって今週2冊の本を読んだ。

1冊目は『福祉の呪縛』。

著者の櫻田淳氏は脳性麻痺という障害を抱え、中学までは養護学校に通い、その後は一般の高校から大学院まで、健常者と同じ世界を生き抜くために奮闘し、その末に政治家の政策担当秘書を務めているという人物。

その障害者自らが、「福祉」は、障害のある人を始めとする特定の人々を「弱者」という枠組みの中に押し込めることによって成立しているといい、福祉という「殻」を着せることで当人の自助努力を阻んでしまうという。

彼を支えてきたものは「プライド」、「矜持」(自分の能力を優れたものとして信じて抱く誇り)だという。

「人間の矜持」を根本に「機会の平等」と「選択の自由」を求め、それを具現化するために具体的な政策提言を行っている。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

一方、『獄窓記』の著者・山本譲司氏は元国会議員で、秘書給与詐取容疑により逮捕され、1年6カ月の実刑判決を受け、受刑生活を送ることとなった。

私にとってはその秘書給与詐取疑惑の報道もほとんど忘れ、どんな人がどうなったんだかは少しも覚えていなかったが、この著書はその事件の発端から出所までの体験を本人が赤裸々に綴ったドキュメンタリー。

国会議員から一転、犯罪者となって、入獄していく過程での様々な心境(事件と関係者への悔恨、家庭の父としての焦燥感、「先生」と呼ばれる立場と1人の囚人が受ける処遇のギャップ、etc.)がとてもリアルに表現されていて、第1ページ目から著者の圧倒的な筆力にぐいぐい引き込まれ、貪るように読んでしまった。

受刑中には、心身に障害を持つ受刑者の世話係に配置され、汚物処理作業や下の世話に従事する様子や、刑務所内のシステム、他の受刑者たちの様々な心境や看守たちとの人間的な(時には非人間的な)やりとりなどが克明に記述されてる。

私は、その山本氏の人生の重みに圧倒されて、時々は涙をダラダラ流しながら読んだ。

スピ系の美しい世界よりも、こういう濁濁とした世界の方に私はより共感というか、感動を覚えてしまう。

人が生きるとはすごいことだ。

それは勧善懲悪なんかで簡単に評価することなどできない。

山本氏は皮肉にも議員活動中には福祉関係の活動を活発にされており、それが身を持って福祉としては最も遅れている場所(というか「福祉」という視点がほとんど届いていない「司法」の片隅の現場)を体験することとなり、出所後は政治家には戻らずに障害者関連の仕事をする傍ら、政策的な観点からの意見をお上から求められるなど、している。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

PSWの勉強を始めて自分の視野がすごく広がったのを感じている。

それまでは私の興味・関心は、心理的・内面的なことだけで完結しがちだった。
そして、スピリチュアルな世界。形のない世界。

グラウンディングしてない(-_-;)

PSWは「福祉」という視点を私に与えてくれ、福祉とはとても哲学的な思想が政治そのものと直結しているものだということがわかってきた。(あれ?当たり前のこと??私が不勉強なだけか?)

PSWは医療と福祉、司法と福祉をつなぎ、病院・施設から地域・コミュニティー、就労、職場や教育現場でのん心理・メンタルヘルス全般に関わっている。

そして、メンヘルの中でも最もヘビーな領域に携わる。

いわゆる心理職のように面接室の中だけで仕事は完結せず、もっと形に囚われない形で、当事者の人間性まるごとと関わりながら多角的な支援・援助をしていく。

すごい仕事だぁ~~~。

PSWの価値の重要さに気づくと共に、国試の受験勉強に今から相当恐れをなしている私なのでありました・・・(^_^;)

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2012年8月20日 (月)

青空が戻ってきた

うちのマンションは4月からずっと大規模修繕工事をしてたので建物全体がシートに覆われていてず~っと青空を臨むことができなかったのだけど、先週末にやっとシートと足場が外れて、私の愛する青空が戻ってきました!

昨日新たにラフィスを取り付け、お花を飾りました。

ああ、生き返った心地・・・

私は自宅のリビングから、このベランダ越しの青空を眺めながらボ~っとしてるときが最高に幸せなんです。(さらに、膝にニャンコがいるときは100倍幸せ)

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2012年8月 1日 (水)

クラニオセイクラル体験ワークショップのお知らせ(8/26)

暑い日が続いてますが、皆さまいかがお過ごしですか?

真夏の暑い1日を「静けさの中で過ごす」クラニオ・ワークショップのお知らせです。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

クラニオセイクラル・セラピー(頭蓋仙骨療法)は脳脊髄液のリズムをはじめ
私たちの身体のとても繊細な生命活動のリズムに耳を傾けていきます。

自分を静かにして 決して相手を変えようとせず 
ただ、相手の身体に寄り添い 手にやってくる感触を感じ続けます。

すると 日常的な意識では感じ取れないような微細な生命活動の声が聞こえてきます。

それは 大都会にいながらにして 大自然の中に身をおいたような豊かさに出会うことでもあります。

そして 静けさに満たされた空間の中で 生命エネルギーが
生き生きと湧き上がるのを感じられるかもしれません。

クラニオのセッションは静けさへの旅なのです。

クラニオのセッションはまた 二人でやる瞑想ともいえます。

真夏の暑い日に 自分の中の静かなスペースへの旅をしてみませんか?

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

このワークショップは、 クラニオのセッションを受けたことがあり
自分でも家族や身近な人にやってあげたいと思っている方のための
初歩の初歩の、体験的ワークショップです。

クラニオの中でもバイオダイナミクス的なやり方をご紹介します。

※午後の実技のみの再受講もオススメです。

<内容>

午前:クラニオについての簡単な説明
    繊細な感覚を感じる準備のための瞑想とエクササイズ
午後:実技(ペアになって触れあいます)

<参加資格>

Alma Materのクラニオ・セッションを受けたことのある方
セッション未体験の方はワークショップ前日までにセッションをお受け下さい。

※参加ご希望の方は必ずお読みください※
このワークショップはクラニオセイクラル・セラピーの原理を紹介し
クラニオ的な楽な在り方を体験したり、家族や友人に手当てを
できるようになることをテーマとした初歩的なものです。
専門家やプロを養成することを目的としたものではありません。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

開催日時:2012年8月26日(日)10:00~17:30

開催場所:都営新宿線「船堀駅」近く
(会場についての詳しい案内はお申込み頂いた方にお送りします。)

料金:6000円
早割:5000円
(8/10までにお振込みの場合)
再受講:3000円

お支払方法:銀行振り込み

募集人数:8名まで

持ち物:ブランケットorタオルケットorストールなど、体にかけるもの
     (横になってリラックスすると身体が冷えるので暖かくできるもの)

お申込み方法:こちらのお申込みフォームからお願いします。

キャンセルについて:
  
開催日3日前より50%、当日のキャンセルは100%のキャンセル料が発生します。
  返金はワークショップ終了後に振込み手数料を除いた額をお振込みします。

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