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2011年7月21日 (木)

「おかえり」

一昨日の午後3時、グループホームに出勤すると、その日作業所をさぼってホームで休養してた利用者さんに「おかえり」と声をかけられた。

反射的に「ただいま」と言ってはみたものの、あれっ?、違うでしょ?・・・と思い、言い直そうとしたけど、まあいいかと思って途中で言葉を引っ込めた。

考えてみればその前日もホームで一緒に過ごしてるし、彼らからしたら「おかえり」という言葉が一番しっくりくるはず。

私もこの仕事を始めた時に「家庭を2つ持つようなものだ」と思ったけど、この日の「おかえり」という言葉でなんだか妙な実感を持った。

 
後から考えたら、その言葉をかけてきた利用者さんは普段ろくに挨拶などしない人だった。

ホームの中では一番自立度が高いが、知的障害というよりも性格に問題があって、気まぐれ・自己中、すぐキレる、そしてすぐに作業所をサボる、という問題児。(いや、50歳代だけど)

ホームの責任者もお手上げで、「彼のことは放っておけばいいですから」という。

能力が高いがゆえに、作業所の単純作業や小学生みたいなイベントはバカらしくて付き合っていられないんだろうと思う。

だけど、協調性ゼロなので一般企業では働けないような感じだ。

その日、作業所をサボったのも、前日に夜遊びに行ってそのまま朝帰りとなり、疲れて出勤できなかったというわけだ。

やれやれなんだけど、彼の幸せのためには私たちには何ができるのかって考える。

厳しく管理すること?

???

 
でも、そんな彼が最近とても穏やかになってきたと思う。

顔もいい男になってきたぞ(気のせいか?)

 
そんな彼の何気ない「おかえり」に私はとても心が温かくなった。

house

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