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2011年1月12日 (水)

ホームヘルパー通信講座

現在、ホームへルパーの通信講座受講中である。

12月はじめには教材は届いていたものの、12月~年末年始にかけて本業・副業・親戚づきあいが重なって近年まれに見る忙しさだったため、やっと先週から手をつけ始めた。

3週間遅れで学科レポートに取り組み始め、5週間分の課題を一気に1週間で仕上げたため、結果としてスケジュールより1週間早く終わった(^_^)v
(学生時代から勉強は常に一夜漬けだった)

これから8日間のスクーリングと4日間の実習があるので、
資格取得まではまだまだかかるけど。

 
で、ヘルパーのテキストを読んで驚いた。

 
私が10年程前から興味を持って勉強しはじめ、
「これこそ大切」と思っていたことが全部書いてあった。

 
傾聴の大切さとか。

ロジャーズのいう共感と受容のこととか。

生きるということに関して何が大切なのか、とか。

 
たとえば、

「ひとりだけ超然と立つ『自主独立(自立)』でもなく、あるいは常に他人にもたれかかってしまう『依存』でもなく、お互いが手をさしのべ合うことではじめて自己が確立するという『支え合い』の発想」の必要性(日本医療企画『介護の理念と社会的役割』P16)

そう。

私たちって小さいときから「人に迷惑をかけてはいけない」と教えられて育ってきた。

それはある意味大切なことだけど、その半面、
大切な部分が抜け落ちてしまっていたのだ。

 
私たちは実は、だれにも迷惑をかけないで生きることなんてできないのだ。

「私は誰の世話にもなりません」なんて、ものすごく傲慢な考え方だ。

 
私たちは知らない間にも無数の人たちに支えられ、
大勢の人たちに迷惑をかけながら生きている存在だ。

だから、

「人に迷惑をかけてはいけない」という考え方から

「自分は迷惑をかけている存在である」という考えへの発想の転換が

新しい生き方を生むことになると思う。

 

弱さは排除するべきものではなく、弱さを絆としてつながっていく。

それが、21世紀的な新しい在り方なのかも。

 
それにしても、こういう最先端な考え方は福祉の世界では常識であったのか・・・

 
いや、不勉強極まりない自分を再発見、である。

 
テキストには人間性心理学の生みの親、アブラハム・マズローの

人間の欲求の階層についても書いてあった。

 
マズローはエサレン研究所とも関係が深く、私の中ではあまりアカデミズムとか世の中のメイン・ストリームな流れとは違う人のような気がしていたけど、それは私の勘違いだった。

要するに自分がメインストリームを毛嫌いしていたというだけのことだ。

 
・・・と、このように、ホームペルパーとは、私がこの10年あまり勉強してきたことが思い切り生かせそうな仕事だということがよくわかった。

 
とは言っても、現場にはテキストに書かれた理念を念頭において働いている人なんてほとんどいないということは、今私が働いているグループホームを見てもわかるのだが。。。

それに、私に他人様の下の世話が出来るのか、まったく自信はない。 
 
だが、しかし。

 
やっぱり私はどこまで行ってもロマンチスト。

理想を追いかける人間である。

 
新しい世界への認識を深めながら

私の新年は着々と時を刻んでいるのであった。

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