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2010年12月14日 (火)

宇宙へ行く時代

最近、マーマーマガジン(murmur magazine)を読んだり、『からだはみんな知っている はじめてのクラニアルセイクラル・セラピー』を読んだり、著者のカワムラタマミさんのクラニオ・ワークショップに参加したことのある方が、私のところへセッションを受けに来られるようになった。

とても不思議で説明の難しいクラニオを、新しいものに敏感な女性たち(特に自然派指向な生き方に目覚めた女性たち)に普及して下さっているカワムラさんやmurmur magazine編集長の服部みれいさんには感謝せずにはいられない。

もともとみれいさんがカワムラさんのクラニオを受けて、劇的な体験をされたため、これを多くの人に知ってほしいと思うようになったようだ。

クラニオは体・心・魂をひとつのものとして捉え、それらを癒すので、単に体が健康になるという以上に自分の生き方自体が変わっていく。

もちろんクラニオの体験は人によってそれぞれなので、あまり多大な期待をされても困るけれど・・・

 
服部みれいさんがクラニオによって深いところから癒されたのは、多分にカワムラさんのお人柄によるのだろうと思う。

やっぱり人が人を癒す、と私は思っている。

 

さて、大人気のカワムラさんによるクラニオ、いいんだけど、彼女のやり方(両手で軽く頭蓋に触れて、微妙に膨らんだり閉じたりする動きを感じたら、大きく広がる方に少し圧を加えて壁を作る、というよううな)は「バイオダイナミクス(生体力動的)」をやる人々からは「メカニカル(機械的)」なやり方と呼ばれる、今となっては古いやりかたなのだ。

もちろんメカニカルをやる人は自分のクラニオをメカニカルとはいわない。

だいいちバイオダイナミクスというやり方があることを、たぶん知らない。

 
先日うちにセッションに来て下さった方は、ボディワークに興味を持ち始め、ぐいぐい押す系のマッサージを習いながら「何か違う」と違和感を感じ、クラニオを知り、あるセラピストからメカニカルなクラニオを受けたこともあり、カワムラさんのセミナーにも出たことのある方だった。

彼女も、自分が以前受けたクラニオがメカニカルなものだったとは知らなかった。

ただ、いろんな人のクラニオを受けてみたいと思われてうちにいらしたようだ。

 
受けて下さった感想は、素晴らしかった。

「今までで一番何もしないのに、一番体の中が動いていた。

自分の意志とは無関係に、体が勝手にこの機会を使って

できるだけいろんなことをしておこうとしているみたいだった。」

とのことだ。

 
その彼女の口から出たのが

「クラニオもすごい進化してるんですね!

私たちは普通に日常生活を送ってるけど

その一方で宇宙に行ってる人もいるわけで

今はそんな時代なんだぁ~!」

と。

 

たしかに、乗り物にたとえていうなら、ぐいぐい押すマッサージを「自動車」だとすると

クラニオ(メカニカル)はほとんど力を使わないのに体(心も)が緩んでしまうから「飛行機」みたいなものかも。

 
それがバイオになると、まったく力を使わずにもっと深~いことをしてしまうので「宇宙船」みたいかもしれません。

セッション中に本当に宇宙を漂っているような無重力な感覚や、まるで自分の体がなくなってしまったような体験をすることもあるし、実際に宇宙的な視野で、というか宇宙の外側くらいからの視野でセッションするのがバイオなのです。

・・・と、今日もまたクラニオ・バイオの宣伝をしてみましたhappy02

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以前にも紹介しましたが、カワムラタマミさんの本。

クラニオについてはちょっとしか記述がないけれど、参考までに。

クラニオというよりはアロマセラピーのことや自分の心との付き合い方についての記述がほとんどです。

でも、カワムラさんにとってもクラニオとの出会いは衝撃的だったのだと思います。

彼女にとってのクラニオは常に「わたしはわたし、あなたはあなた」というところから始まる。

それを「クラニオ」というキーワードで語っているのだ。

 
「わたしはわたし、あなたはあなた」とは、私に言わせればフリッツ・パールズの「ゲシュタルト・セラピー」の思想だ。

カワムラさんのクラニオの師匠であるリズ・ガッジーニ先生はもともとロルファーである。

ロルフィングの生みの親であるアイダ・ロルフ女史も、フリッツ・パールズも同時代にエサレン研究所に滞在し、二人は交流し、ゲシュタルト・セラピーもロルフィングも同時に発展し世界中へと広まっていった。

(エサレン研究所には今も「フリッツ」や「ロルフ」という名前のついた部屋がある。)

リズ女史の「わたしはわたし~」もフリッツのゲシュタルトが源流であると考えて間違いない。

(うそだと思う人はフリッツの「ゲシュタルトの祈り」を読んでみてね)

そして、ゲシュタルトやロルフィング、その他様々なものを育み、今も実験的な試みが続けられているエサレン研究所の精神そのものといってもいいかもしれない。

 
あれれ?話が全然違うところに着地してしまったぞ・・・

 
そういえば、去年バリ島でエサレン・マッサージのトレーニングコースに参加してきた人が「最初の3日間くらいはクラニオの練習でした」と言っていた。

エサレン・マッサージもより繊細な感覚を育てようとするとクラニオ的なことになっていく。

 
みんなつながっている。

一緒に発展する。

 
個性によって少しずつ枝分かれする。

多様性。

 
多様性こそ力、かも。

 
だれが一番かじゃなく、ね・・・。

 
 

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