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2010年12月 7日 (火)

免疫系へのワーク

バイオダイナミクス3の最終日は免疫系にとってとても有効なワークを行いました。

免疫系は24時間休まずに、膨大な数の情報を自己と非自己に分け、非自己には攻撃をして自己の生命を守っています。

とにかく休む暇なく働いているので、実は深く休息する必要があるのです。

休息が足りなくなると、自己と非自己の選別に誤りが現れてしまう。

そこで、この大切な大切な、働き者の免疫系を少しの間深く休ませてあげることをしたのです。

 
頭蓋の中、目の奥の方に第3脳室というのがあります。

第3脳室の前下方には下垂体が、また後方には松果体があり、人間の意識の座でもあり、大変重要な場所です。

脳室の中は脳脊髄液で満たされ、そこにある治癒力というか生命エネルギー=ポーテンシーは光に満ちています。

また、その辺りは鳥の形に似ているので、このワークのことを「バード」と呼んだりします。

 
することは、第3脳室のフォルクラム(支点、静かな場所)を見つけ、その周りに鳥の巣を作って守ってあげることです。

スペースを作って、ゆったりと、ソフトに、あたたかく。

鳥さんが思わず気持ち良くなって、ここで休みたいな~と思ってくれるように。

 
ただし、免疫系は自己保存本能に基づいて真剣に働いているのでとても神経質であり、疑り深い。

自分の仕事を簡単に他人に任せてしまうような無責任な存在ではありません。

なので、クライアントのシステムに信頼してもらえるように、本当に慎重に、それをやらなければなりません。

だから、脳室を休ませるとはいっても、施術者が出来るのは提案だけ。

クライアントが休みたくないようなら絶対無理強いしてはいけません。

 

クライアントのシステムは、休息を誘われると、先ずは施術者を試します。

なにか刺激的な反応を起こして施術者を動揺させたりするわけです。

でも、何を見せられても、施術者が静けさの中に落ち着いていると、そのうち施術者を信頼してクライアントのシステムは深い休息へと入っていきます。

 
そして十分休んだ後に鳥は目覚めます。

その鳥は生命エネルギー(ポーテンシー)を十分充電して目覚めるので、あたかもまばゆく光輝く鳥が翼を広げるようにもみえるので、これを「フェニックス(不死鳥)」などと呼んだりします。

この「バード」はお子さんが熱っぽくて、でもうまく熱が出来れておらず、頭だけ熱くて身体は冷たいとかいうときにやってあげるのもいいとのことでした。

 
ただし、大切なのは、これを絶対に「テクニック」として使ってはいけないということ。

物理的な圧迫はもちろんのこと、意識の上での圧迫・強制も絶対にしてはいけない。

もしそれをすれば、クライアントのシステムは激しく抵抗するか、重篤な副作用を起こすでしょう。

 
この、深い休息感と目覚めの爽快さを、多くの人に味わってほしいものです。

Tom  
写真は3日目、前硬膜帯とそれに関係する7つの膜に関するワークのデモをするトム・シェイヴァー先生。

トムはいつも「ちょっとだけデモする」といいながら、クライアントのシステムの中で起こっていることについてあまりにも克明に精密に報告してくれるので、かえって自分としては自信をなくしてしまいます。。。

そうそう、トムのやり方ではハンドポジションは自由。

相手に受け入れてもらえるところ、または自分にとって感じやすいところに触れればよい。

また、目を開いていようが閉じていようが構わない。開いたり閉じたりすればいいって。

時には床の網目模様を見ていることもある、と。

クラニオ・バイオで別の先生に習った時はすごく厳格に教わったけど、やり方はいろいろあり、やっぱり自分にあった方法でやればいいんだな~と思います。

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