« からだはみんな知っている - はじめてのクラニアルセイクラル・セラピー | トップページ | エニシダ(ブルーム) -明晰さ »

2010年4月16日 (金)

ワンダーランド

約2週間ぶりに母に会いに行く。

母は今月初め、病院から介護施設へ転院となっている。

要介護度4。

 
介護施設の集会室みたいなところに車椅子で座っている母。

私たちを見つけると「あ~、よかった!」と一言。

 
「どうやって帰ればいいんかな~と思ってた」と。

 
母は、自分がどこにいるのか、何故ここにいるのか、全くわかってない。

 
体は大分回復して、痛みもないので、自分が病気だということもわかっていない。

昼間は病室ではなくて、集会室(ロビー?)に居させられ、周りには知らない年寄りがたくさん。

毎日リハビリに励んでいるけど、リハビリが終わるとすぐにリハビリをしていたことは忘れてしまうので、自分がリハビリをしていることを知らない。。。

 
体が回復してくると、頭のボケっぷりが際立ち、こちらとしては以前よりも切ない気持ちが増す。

車椅子に座っている限り、自分が歩けないということも気がつかない。

だけど、不思議なことに、自分から立ち上がってどこかに行こうとはしない。

トイレに行きたくなると、「トイレに行きたくなった」と私たちに告げて、車椅子でトイレまで連れて行く。

なぜ立ち上がろうとしないのだろう?

やっぱり母の魂はだれかに面倒を見てもらいたがっているのだろうか?

 
昨日は私たちの間に知らないおばあさんも乱入してきて、しばし話し相手をする。

 
認知症の人と会話していると、「正しいということには意味がない」と思えてくる。

「時間」も意味がない。

 
アリス・イン・ワンダーランドってな空間にしばし身を置き、人間存在の根源について考えさせられる時間となった。。。

 
下の写真は、本文と関係ないけど、実家で育ったお化けしいたけ。
網焼きにして食べました。

P4140133

応援のクリックお願いします ⇒  にほんブログ村 健康ブログ 心と体へ  人気ブログランキングへ

|

« からだはみんな知っている - はじめてのクラニアルセイクラル・セラピー | トップページ | エニシダ(ブルーム) -明晰さ »

12. 日々のつれづれ」カテゴリの記事