« 2008年12月 | トップページ | 2009年2月 »

2009年1月

2009年1月27日 (火)

まなざし

前回のハコミ・トレーニングで印象に残ったことがある。

まなざしについて。

 
人はまなざしの力で成長する、という。

以前どこかの小学校である実験をしたそうだ。

クラスの生徒全員に見せかけの検査をして、その結果、将来一番成績が伸びる可能性のある生徒を選んだ。

それは見せかけの調査なので選ばれた生徒にその根拠はない。

でもその生徒の名前を担任の先生に教えると、担任教諭はずっと「この子が一番成績が伸びる可能性がある」と思い込んで、そういうまなざしで生徒を見ていたわけで、結果としてその生徒が一番成績が伸びたということだ。

サイコセラピーでは、クライアントの中のリソース(強み、資源)にセラピストが気づき、それを感じながらセッションをすることでクライアントの中のリソースが育ちセラピーが良い方向にいくという。

概念としてはそうなんだろうなぁと思うけど、そう簡単にいくのだろうかという疑問も持ったりして。

 
でも、これって結構簡単なことかも、と思った。

実際、自分の練習セッション中、相手のクライアント役の人のリソースがとても強く感じられた瞬間があった。

その瞬間、私の中に「ああ、この人は大丈夫だ」というえもいわれぬ確信が生まれ、その後のセラピーがとても楽になった。

何よりも相手のリソースを感じることで自分が気持ちよくなった。

これはラビング・プレゼンスととても良く似ている。(というか、あまり区別できないかも・・・)

 

その後、実際のサロンでのセッションで、クライアントさんの中の豊かなリソースを感じるセッションがあった。

それを感じると何よりも私自身がハッピーな気持ちになる。
(やっぱりラビ・プレかな???)

そして、そのセッションはとても気持ちのよいセッッションとなった。

 

もうひとつ。

ハコミ・トレーニングの間中、トレーナーからの優しく暖かなまなざしを始終感じていた。

いつもはトレーナーから一番遠いところに座っているのだけど、この回は何故か3日間ともトレーナーの近くにいたから。

自分のことを見ていてもらえると思うだけで、かなり幸せな気持ちになるものだなぁと我ながら感心した。

 

私は普段、いろんな人のことをどんなまなざしで見ているだろう?

改めて思った。

|

2009年1月19日 (月)

気がつけば・・・

昨日まで3日間、ハコミセラピーのトレーニングだった。

気がつけば、ハコミのトレーニングコースもそろそろ修了が真近だ。

この2年の間いったい何を教わったのだろうと思い返しても、大したことは教わってないような気がして、こんなんでもう終わりなの???と、ちと不満の気持ちも湧いてくるが・・・

だがしかし、気がつけば、今回結構、というか"それなりに"セラピーできてる自分がいた。

他のメンバーもいつのまにか結構立派にセラピスト・ロールを取っていて、頼もしく感じる。

 
私もそろそろサイコセラピー(心理療法)を本格的にメニューとして始めようかと思う。

トレーナーにも「どんどんやりなさい!あなたはもう出来るよ」とエンカレッジされたことだし。

(なかなか自分で自分にOK出せないんだよね・・・)

正式メニューに加えるのは3月にトレーニングコースが修了した後にすると思いますが、

「それまで待てない」「早く"ハコミセラピー"の技法を使ったサイコセラピーで自己探求してみたい」なんて方がいらっしゃいましたらご一報下さいませ。

超特価にてセッションさせていただきますhappy01

*~*~*~*~*~

それにしても、私の心の旅は1998年に始まり自らの癒しを経て、2001年に「人を癒したい!」という気持ちに目覚め、「心と体の両面からアプローチできるようになりたい」という思いで始めたいくつかのことが、今なんとなく形がぼんやりと完成しつつあるのだと思うと感慨深い。

富士山で言えば8合目あたり?

いや、まだ7合目くらいカナ???

とにかく、足元を一歩一歩確かめながら進んでいこう。

 
そして、いつか絶対頂上からのご来光を拝むぞsun

|

2009年1月15日 (木)

「奇跡のリンゴ」

知人に紹介された本を年末に読んだ。

「奇跡のリンゴ」。

無農薬無肥料のリンゴ栽培を成功させたある農家の軌跡。

 
私はそれほど自然農法などに興味があるわけではないのだけど、とても面白く読めたし、とても感銘を受ける部分があった。

 
まず驚いたのは、一般に市販されているリンゴというのは農薬なしでの栽培は不可能といわれており、良いリンゴを作るためにはいかに農薬の使い方を理解し正しく農薬散布を行うかにかかっているということ。

ガイドライン通りに農薬を使えば、収穫時の残留農薬は限りなくゼロに近く人体に与える影響はないとされているが。

一般のリンゴがなぜこんなにも害虫や病気に弱くなってしまったかというと品種改良のしずぎ。

今では原種のリンゴは「クラブアップル」と呼ばれているということ。

(ここで、バッチ・レメディの「クラブアップル」とはそういうことか!と意外な接点を発見)

 

さて、そんなか弱いリンゴを無農薬栽培してみたいと思い立ってしまった青森の農家の木村さん。

その無農薬栽培成功までの軌跡はそれはそれはすさまじい苦難の連続だった。

以下、ネタバレの内容になるので興味のある人はここ以降は読まないで実際に本をお読みになることをオススメします。

*~*~*~*~*~*~

驚くのは、木村さんの執念。

もともと何かに熱中しやすい性格で、ひとつのことに集中するとものすごいエネルギーで没頭し、回りのことが見えなくなってしまう。

無農薬栽培を試しだして何年間も全くリンゴの実はならない。

実がならないどころか、木自体がだんだん枯れ始めている。

一家にはほとんど収入がなく、米もろくに買えない、子供の給食費も払えない、税金すら払えず差し押さえの紙まで貼られてしまう。

それでも木村さんは無農薬栽培の夢を捨てることができなかった。

客観的にみたら、それはもはや夢ではなく「執着」であり「妄想」だった。

本人にもそれはわかっていた。

一家の窮乏を解決する方法はあまりにも明白だった。

「農薬を使えばいい」

 
答えがわかっているのに木村さんにはそれがどうしてもできない。

そのうち幻覚まで見るようになり、精神的にもおかしくなりはじめていた。

 
そして、選んだのは自らの死だった。

 「無農薬栽培か、死か

 すごい選択だ。

自分にはどうしても無農薬栽培の夢を捨てることはできない。

家族が楽になるには自分が死ぬしかない・・・

常識的に考えて、あまり賢い思考とは思えない。

 
だがしかし、木村さんはロープを持って青森の岩木山の山奥に入っていく。

死のうと思って鬱蒼とした山道を歩いていくと、その日はちょうど満月で、その満月と弘前の町の夜景はそれはそれは美しかったという。

「世界は自分が思っていたよりも、ずっと美しい場所だった」という。

*~*~*~*~*~

以前、やはり自殺しようとしたことのある人の話を聞くことがあって、その人も死に場所を求めてあちこちさまよっていた時に、全てのものがこれまでに感じたことのないほど美しく見えたという話を聞いたことがある。

ああ、やはり人は死に瀕したときに世界の美しさが始めてわかるということがあるんだ、と思った。

*~*~*~*~*~

木村さんは手ごろな木を見つけて、首を吊るロープを木に巻きつけようと、ロープを枝に向かって放った。

ところが、手元が狂ってロープはあらぬ方向へ飛んでいってしまい、そのときに奇跡が起こった。

 
目の前に一本のリンゴの木が見えた。

見惚れてしまうほど美しいリンゴの木で、のびのびと枝を伸ばし、その全ての枝にみっしりと葉を繁らせている。

木村さんはロープを拾うのも忘れてそのリンゴの木に駆け寄る。

だが、その木は実はリンゴの木ではなく栗の木だったのだが・・・。

木村さんはそのときに6年間探し続けた答えを見つけたのだ。

 
森の木々は農薬など必要としていない。

山に虫がいないわけはないのに。。。

 
決定的な違いはそこには雑草が生え放題だったことだ。

自然の中に、孤立して生きている命はないのだと思った。ここではすべての命が、他の命と関わり合い、支え合って生きていた。そんなことわかっていたはずなのに、リンゴを守ろうとするあまり、そのいちばん大切なことを忘れていた。」(P126)

木村さんの発見は無農薬リンゴ栽培のための原理の発見だったけれど、それは同時に世界そのものを発見することだった。

これはひとつの悟りの体験と言っていいと思う。

 

それはそれはすごい発見であったわけだけど、私の胸を打ったのは、この発見=悟りに到達するためにここまで自分を追い詰めなければならなかった軌跡自体だ。

 

私はそこまで何かにのめり込むことができるのか・・・?

ところで、ヘルマン・ヘッセは「詩人になるか、あるいは死んでしまいたい」と言った。

私の夫も「オレがものを作るのと生きることとは同じだ」と言う。

オルタナティブがない人生、それはそれで幸せな気がする。

 
一方、私はそこまで強い衝動に駆り立てられたことはなく

何がしたいのかよくわからなかったり、打ち込んでいるつもりでも回りのことが気になってフラフラしたり、とどうも何かが定まらない。。。

 
木村さんはとりあえず、こう生きた。

 

「それで、あなたはどうする?」

と問いかけられている気がするのだ。。。

*~*~*~*~*~*~

それともうひとつ、木村さんの姿勢で共感を覚えることがある。

 
木村さんは現在、頼まれればどこへでも行って無農薬栽培について講習を行っているそうだ。

長年かけてやっと手に入れたこの技術を惜しげもなく人に教えている。

そして、私が感心するのは無農薬栽培で収穫が安定してきたら、次は出来るだけ価格を下げるようにアドバイスしているということだ。

その手間と希少価値を考えれば一般のものよりもかなり高い値段をつけても売れるのに、彼はそれをしない。

誰にでも買える値段でなければいけないと木村さんは思っている。

高額で売っている限り、無農薬栽培の作物はいつまで経ってもある種の贅沢品のままであり、裕福な人のための贅沢品である限り、無農薬作物は特殊なものという段階を超えられないのだ。

無農薬作物が農薬を使った作物と競争できるくらいの安さで提供できるようになれば、たいていの人は無農薬のものを買うに決まっている。

そうなってはじめて、普通の農家が本気で無農薬作物を作ることを考えるようになる。

それがいちばん大切なことだと木村さんは言う。

 
そして、木村さん自身は今でもオンボロの家に住んだまま、まったく我欲というものがないのだ。

*~*~*~*~*~

私も、ホリスティック・セラピーをきちんと習得したら、それをある種のマニアックな人たちや裕福な人たちの間だけでなくて広く大勢の人に知ってほしいと思っている。

その意味では、木村さんの志と方向を同じくしていると思っている。

あとは、自分がどこまで本気で進むことができるかということだ。。。

book apple book apple book apple book apple book

|

2009年1月 5日 (月)

レイキ終了のお知らせ

新年早々ですがサロンよりお知らせです。

これまでセッションメニューとしてご提供しておりましたレイキヒーリングは2008年末をもちまして終了させていただくことにしましたので、ご了承下さいませ。

*~*~*~*~*~*~

理由としては、ボディワークを実践していく中で「レイキ」というフシギな力とつながらなくとも、普通の人の手で触れるだけで十分なことができると確信できたからです。

人が人に触れるというのはそれほどに素晴らしいことなのです。

それに、何かを変えたいと思ったときに、フシギな力に頼るのではなくて、自分の中にある力に気づくことこそが一番大切なことであり、そのためのお手伝いをしたいというのが私の願いなので、自分の行きたい道によりフォーカスするためにも、今回こういう決断をしました。

また、レイキは、「アチューンメントを受ければ誰でもできるようになる」という触れ込みの下に高価なセミナー代を設定する商業主義的システムがどうしても私の肌に合わないのと、「何の努力もせずにすぐに出来るようになる」というお手軽・インスタントな考えが、私の中にある「プロフェッショナルは十分な訓練をして専門性を高めるべきである」という信念(ビリーフ)と一致しないのです。

もちろん、レイキもそれなりに専門的に研究・鍛錬をつめば、もっと具体的な効果をもたらせる可能性のあるものだと思います。

が、私にはレイキの研究を深めるというお役目はないように感じます。

それよりも、今勉強中のクラニオセイクラル・バイオダイナミクスに限りない可能性を感じており、今後はこちらの鍛錬に集中していきたいと思っております。

・・・ということで、これからますます自分らしい道を探求していきたいと思いますので、今度ともどうぞよろしくおつきあい下さいませ。

 

 

|

2009年1月 1日 (木)

初日の出

Hatsuhinode_2 いつもブログをお読み下さっている皆様、

あけましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 ~*~*~*~*~*~

 

毎年、元旦の朝には自宅ベランダから初日の出を拝むのが習慣です。

昨年初日の出が昇る角度に大きなビルが建ち、今年はビルの谷間からの初日の出となりました。

それでも、力強いお日様が姿を現した瞬間というのはなんとも感動的です。

 

Hatsufuji_2 反対側には初富士。

朝日を受けてほんのりと姿を現す富士山も清清しい。

冬の間は毎朝のように見える景色だけれど今日は特別の味わいです。

*~*~*~*~*~*~*~

今年、わたしは年女。

どんな年になりますやら・・・

sun fuji sun fuji sun fuji sun fuji

 

|

« 2008年12月 | トップページ | 2009年2月 »